お悔やみ状は弔問の代わりに送るものなので、訃報に接したらすぐ封書で出します。訃報を受けた場合を考えてすばやい対応ができるようにしておきましょう。
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頭語や時候のあいさつはすべて省いて、冒頭からお悔やみに入ります。
お悔やみ文は、訃報に驚き、故人を偲び、遺族を励ます言葉で結びます。お悔やみ以外の用件や追伸文は厳禁です。
去る・滅ぶ・重ねる・かえすがえす・しばしば・次々・近々・追って・再び
「謹んでご冥福をお祈り申し上げます」
「心からお悔やみ申し上げます」
「ご無念(ご傷心、お力落とし)のこととお察しいたします」
「お気を強くお持ちくださいますよう」
ご尊父様のご逝去の報を承り、心よりお悔やみ申し上げます。
先年お宅にうかがった折りには、あんなにお元気そうでいらしたのにと悔やまれてなりません。奥様をはじめご家族の皆様さぞやお力落としのこととお察し申し上げます。
早速ご弔問に伺うべきところですが、遠路ままならず書中をもちましてご尊父様のご冥福をお祈り申し上げますことをお許しください。ささやかながらご香料を同封いたしましたので、ご霊前にお供えいただきたく存じます。
取り急ぎ一筆お悔やみ申し上げます。
このたび奥様の訃報に接し、お慰めする言葉もございません。以前よりお体が丈夫でないことは伺っておりましたが、こんなに早く逝ってしまわれるとは、いまだに信じられません。お坊ちゃまもまだ幼く、奥様もどんなにお心残りでしたでしょう。そして何よりあなたのご落胆を思いますと、たまらなく胸が痛みます。ご看病のお疲れと悲しみの深さがお体に障りませぬよう、くれぐれもお気をつけてくださいませ。
ご霊前にお花をお供えいただきたく、わずかですが同封させていいただきました。
奥様のご冥福をお祈り申し上げつつ、筆をおきます。
合掌
ご主人様の突然の不幸を伺い、申し上げる言葉もございません。
ご家族のお嘆きはいかばかりかとお察し申し上げます。とりわけ奥様のご悲嘆を思いますと、お慰めのしようもありませんが、どうぞお子様のためにもお心を強くお持ちくださいますよう、お祈り申し上げます。それが、ご主人様に対しての何よりのご供養かと存じます。
一日も早く立ち直られますことをお祈りいたします。
敬具
謹啓
貴社社長OOOO様には、OO病院において、急逝あそばされたとの報に接し、まことに心痛にたえません。
社内ご一同様のご無念を深くお察しし、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ご生前中はことのほかご高配にあずかりましたのに、なんら報いることもできず、まことに残念です。皆様方により、故人のご遺業を推進なされますようお祈り申し上げております。
同封のもの心ばかりですが、ご霊前にお供えいただければ幸せに存じます。
敬具
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