見出しを目立たせる時によく使うフチ文字ですが、イラストレーターを使うと簡単につくることができます。
実際に操作方法を確認してオリジナルのフチ文字をつくってみましょう。

縁取りしたい文字を準備

まずはテキストを入力します。入力したら図のように「アピアランス」を表示させます。
そして、左すみ□の部分をクリックします。

これだけで、縁取り文字ができます。色を選択して好きな色をつけて、線幅を入力することで、
くくりの太さがきまります。

くくり文字を更に見やすく

線を太くするだけでは、文字によっては角の出っ張りが気になります。
そんな時には線ツールの「角の形状」を中央の「ラウンド結合」に設定します。

すると、縁の角が丸くなります。

線とレイヤー

この縁取り文字ですが、レイヤーの位置によって見え方が変わります。
線画上にあると、図左のように線の中央から線が出るため、
太さや文字よってはとても見にくくなります。

そういった場合には、線を下に移動する事で、右図のように文字の下に縁取りをすることができます。

更に縁取り

縁取り文字は1つだけではなく、複数作ることができます。
図のように更に線を追加しています。このように追加したい分だけ線を増やしていくことができます。

影を追加して立体的に魅せる

イラストレーターのアピアランスで、フチ以外にも影をつけることもできます。
「効果」から「スタイライズ」→「ドロップシャドウ」で影を追加する事ができます。

もちろん、英語の文字でも図形でも簡単に作成することができるので、ぜひお試しください。

反転パターンやぼかし

文字を白くし背景色を濃くすることもできます。
一番下の線に「ぼかし」を追加することで、図のような表現の文字を作成することもできます。