ビジネスメール「締めの言葉」状況別の例文を紹介
定番の結びの挨拶
よろしくお願いいたします。
定番の挨拶です。通常はこの挨拶を使い、状況に応じて表現を変えていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
メールのやり取りが続くときに使用します。
今後とも、よろしくお願いいたします。
メールのやり取りが終了するときに使用します。
それでは、よろしくお願いいたします。
メールに書いたことをうけて、それに対する確認や返事をするときに使用します。
ご確認よろしくお願いいたします。
相手に確認を促すときに用います。最後の挨拶でも念押しの意味も込めて使用します。
ご検討よろしくお願いいたします。
検討を促すときに、最後の挨拶でも念押しの意味も込めて使用します。
相手に返信を促す結びの挨拶
相手に返信をしてほしい。基本の挨拶をいれながら使うフレーズです。
それでは、ご連絡をお待ちしております。
メールや電話など手段を限定しない連絡を待つ際の挨拶として使用します。
それでは、ご返信をお待ちしております。
メールでの返信を促す際の挨拶として使用します。
電話の予告を含めた結びの挨拶
電話があることを分かっている事で仕事がスムーズにすすみます。メールで一報いれた後に連絡することで相手にも準備をする時間がうまれます。
後程こちらからお電話します。引き続きよろしくお願いいたします。
メールを送ったあとに電話することをあらかじめ伝えておくことで、電話をかける際の心理的ハードルを下げる効果があります。
相手としても、電話がかかってくるときの心構えができます。
来週の月曜日に、こちらからお電話します。
それでは、よろしくお願いいたします。
電話をかける期日を伝えることで「いつ電話がくるんだろう」と相手に思わせることがなくなり、電話がかかってくるときの準備ができます。
連絡や問い合わせを促す結びの挨拶
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
連絡や問い合わせを面倒がったりしないという姿勢を示すことで「連絡がしやすい」「問い合わせがしやすい」という安心感を与えます。
注意が必要な結びの挨拶
結びの挨拶は注意しておきたい事があります。言葉の選択によっては相手に失礼にあたりますので、注意して言葉を選びましょう。
取り急ぎ、ご連絡(ご報告、ご返事、ご案内)まで
取り急ぎとは「急いで連絡をします」という意味です。この言葉には「本来であれば、お目にかかってお話しするところですが」という意味が込められたものです。
そのため、急いでいるので手短に連絡するというニュアンスが含めた言葉になります。
状況にあっていない場合「取り急ぎ」という挨拶は使わないようにします。その後に連絡する事がない場合などには、雑な印象にとられる事があります。
ご返信は不要です。
この言葉は送ったメールで完結するものであれば問題ないのですが、相手が返信する必要がある内容であった場合には、混乱させる原因になります。
メールの内容を把握して本当に必要な場合にのみ使いましょう。