illustratorで奥行のある切り絵の作り方

切り絵のようなイラストのデザインをイラレで簡単に作ってみよう!
アレンジ次第でいろいろなパターンができるので、基本だけおさえておきましょう。

切り絵風イラストのデザイン方法

illustratorで奥行のある切り絵の作り方01

はじめににペンツールを使って山の形を作ります。
これは好きな形で構いませんが、重ねた時にどちらかがはみ出ないように右肩上がりの山を作成しています。

山ができたらドロップシャドウをかけます。

濃さや向きなどは作成したオブジェクトにあわせて調整してください。

影付きの山のオブジェクトが出来上がったら、リフレクトツールを使い、

反転してコピーします。繰り返し2~3回同じ事を繰り返します。

コピーしたら、下図のように重ねてください。
この時、レイヤーの重なりがバラバラになった場合は、前面・背面へ移動で調整します。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方02

山のみだと殺風景な見た目になるので、今回は動物をいれます。
フリー素材から豚のシルエットを用意しました。

豚のイラストにも同じように、「ドロップシャドウ」で影をつけます。

比率の違うイラストを置きましょう。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方03

いれる場所のカラーに合わせて、同じ階層に配置します。
この時に、前面背面操作で使いづらい場合は、レイヤーでわけてもかまいません。

作成しやすい方法で配置します。

配置ができたら、今度は背景を作ります。

背景は最背面におくので、色だけのオブジェクトにします。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方04

重ね終わったら、完成はもうまじかです。

角が目立つので自由な形のマスクフレームを作ります。

今回はペンツールで簡単な枠を作成しています。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方05

オブジェクトでマスクをかけます。

このままでも使えますが、今回はもうひと手間加えます。

マスクで抜いた下地に最前面と同じカラーオブジェクトを配置します。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方06

切り絵を切り抜いたようなイラストの完成です。!!

動物以外でも人や昆虫など、オブジェクトを変えるだけで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

illustratorで奥行のある切り絵の作り方07